学生が三井住友カード・OliveでVポイントをザクザクためる方法
三井住友のOliveがお得だと話題ですが、みなさんは使いこなせていますか?
今回は三井住友カード・Oliveで最も多くポイントを貯める方法をまとめたので解説します。前半が実店舗編、後半がオンライン編となっています。
基本的にOliveでも三井住友カード(NL)でもほぼ同じ還元率なので、Oliveを使う予定がない方も参考になると思います。
使っているキャッシュレス決済が増えすぎてレジ前で決済手段を悩んでしまう人(主に自分)は、これを参考に使い分けを整理してみてください。
今回紹介する方法は主に三井住友カードの学生ポイントが適用されることを前提にしています。18~22歳くらいの大学生と最も相性が良い方法となっているので、社会人の方はあまり参考にならないと思います。
以前にOliveの解説記事と学生ポイントがアツいという記事を書いたので、今回は「実践編」になります。まだOliveや学生ポイントについて知らない方はこちらの記事もご覧ください。
まだOliveを契約していない方はこちらの紹介コードを入力していただくと、紹介された人もした人も1000ポイントもらえます。(入力した後にOliveに申し込んで口座に1万円以上入金することが条件です)
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三井住友カード・Oliveで一番ポイントを貯める方法:実店舗編
まず前提としてOliveはクレジットモードに設定しましょう。デビットモードでは以下のポイント還元が全て受けられません(通常利用の0.5%還元のみとなります)。
実店舗利用において三井住友カードでポイントを貯める方法はシンプルです。
対象のコンビニ・飲食店では積極的にVisaのタッチ決済を使い、対象外のお店ではLINE Payを使う。これだけ覚えておけば最低でも3%ポイントが戻ってきます。
1. 対象のコンビニ・飲食店でVisaのタッチ決済を使う(5~15%還元)
三井住友銀行公式サイトより引用 |
Oliveの特典として、Visaのタッチ決済を使って対象のコンビニ・ファミレスなどで支払うと最大15%還元される「Vポイントアッププログラム」があります。
※Olive未契約で三井住友カードのみ利用している場合、最大10%となります
対象のお店は以下の店舗です。(2023年4月現在)これらの店舗では積極的にタッチ決済を利用しましょう。
店員さんに伝える時は「クレジットで」か「カードで」のように伝えるとスムーズです。
「タッチ決済」と言うと店員さんが戸惑ってしまう(レジにタッチ決済というボタンが無い)ので注意しましょう。
これらのお店でVisaのタッチ決済を使うと最低でも5%還元が受けられます。
これに加えて家族に三井住友カードを使っている人がいれば、「家族ポイント」として1人あたり1%還元率が増えます。(最大5人まで=5%還元)
残りの5%はOliveを契約していることが条件となります。その内訳はややこしくハードルが高いものもありますが、学生の場合「Oliveアカウントの契約&アプリログイン」と「Oliveアカウントのえらべる特典」でそれぞれ1%ずつ還元率を上げることができます。
ちなみに既に三井住友カードを持っている場合、Oliveを契約してVpass IDとSMBC IDを連携することで三井住友カードでもVポイントアッププログラムを受けることができます。
Vポイントアッププログラムの還元率は三井住友銀行アプリやVpassアプリで簡単に見ることができます。
ポイント還元は1カードあたり50000ポイントが上限です。
もっと詳しく知りたい方はOlive解説記事の「Vポイントアッププログラム」の項目をご覧ください。
2. 対象外のお店ではLINE Payを使う(3%還元)
上記のリストに載っていないお店ではLINE Payが最も還元率が高いです。
学生ポイントの特典でLINE Payに三井住友カードを登録して、チャージ&ペイで支払うとVポイントが3%戻ってきます(LINEポイントの還元はありません)。
タッチ決済に比べアプリを立ち上げて決済するのは面倒ですが、Vポイントをたくさんためたい学生の方は積極的に利用しましょう。
PayPayとLINE Payは相互利用できるようになったので、PayPayしか対応していない街の小さなお店でも使うことができます。
上記のVポイントアップ対象店舗以外のよく使うであろうLINE Pay加盟店を図にまとめました。
どっちも非対応のお店では?
LINE Payが使えないお店ではiD支払いなら使えることが多いです。
PayPayと相互利用できるようになってLINE Pay非対応のお店はかなり減りましたが、LINE PayもVisaのタッチ決済も使えないお店は結構あります。
筆者がよく行くお店で言うとバーガーキングやユニクロなどはLINE PayもVisaのタッチ決済も非対応です。
特にコード支払いタイプのお店では、PayPayは使えるのにLINE Payは使えないことが時々あるので注意が必要です。
iDの還元率は0.5%で低めなことや、Oliveでの利用はデビットモード固定になってしまうので若干使いづらさはあるものの、Olive1枚でキャッシュレスを完結させるならこれがベストです。
iDも使えなかったら物理カードを差し込んで普通に支払うか、それ以外の決済手段を使いましょう。
また三井住友カードの「ココイコ!」を利用することで一部のお店では還元率が上がります。ただし毎月エントリーが必要で、対応しているお店も少ないので多分使うことは少ないと思います。
Olive以外の方がお得かも?
今回の趣旨は「Vポイントをためる方法」なのであまり深掘りはしませんが、他の決済手段の方がお得な場合があります。
iD支払いでもっと還元率を上げたい方は、少し面倒ですがLINE PayにチャージしてiDで支払うとLINEポイントが2%もらえます。
他のクレジットカードを利用する場合、「セゾンパールアメックス」ではQUICPay利用でどこでも2%もらえるのでおそらく一番お得です。チャージが面倒な方やQR決済を利用したくない方はむしろこちらにまとめた方が楽かもしれません。
自分が利用している携帯キャリアの決済アプリの方がお得なキャンペーンをやっていることもあります。
ドコモならd払い、ソフトバンク・ワイモバイルならPayPay、au・UQモバイルならau Payのクーポンやキャンペーンを確認してみてください。
筆者は最近ワイモバイルに乗り換えたのでPayPayのクーポンを時々使っています。
ワイモバイルだと5%還元のクーポンがほとんどで、しかも三井住友の対象店舗と被っていることも多いので最近はOliveの方が使う頻度は高いです。
三井住友カード・Oliveで一番ポイントを貯める方法:オンライン編
オンラインストアでの支払いは学生ポイントを有効活用しましょう。
- 学生ポイント対象のサブスク・携帯キャリアを契約している場合は三井住友カードでそのまま支払う(2~10%還元)
- LINE Payオンライン支払い対応のオンラインストア(ZOZOTOWN・Uber Eats・出前館など)ではLINE Pay経由で支払う(3%還元)
- その他の支払いはよく利用するサイトで最も還元率の高いカードを使う
このような順番で支払方法を選択すると良いと思います。
学生ポイント対象のサブスク・携帯キャリアは前回の学生ポイントの記事をご覧ください。
LINE Pay オンライン支払いの対応サイトは公式サイトに掲載されています。また請求書支払いでも使えるので、電気料金や税金の支払いでも3%還元が適用されかなりお得です。
正直、三井住友カードはオンラインでの利用はあまりお得感がないです。
一応ポイントアップモールというサイトを経由して三井住友カードで支払うと、ポイント還元率を上げることができます。
このようなポイントサイトは他にもたくさんあるので、活用できる方は活用してみてください。筆者の場合サイトを経由するのを忘れたり面倒で使わなくなったりすることが多いです。
オンライン決済の場合、三井住友カードの還元率(0.5%)よりも高いカードはたくさんあります。
自分がよく使うサイトで一番お得でなおかつ通常還元率が1%以上のカードを利用するのがおすすめです(楽天なら楽天カード、ヤフショならPayPayカードなど)。
まとめ
Oliveや三井住友カードをメインカードにすると、学生ならかなりお得に使えると思います。
まとめると実店舗の場合対象のコンビニ・飲食店では積極的にVisaのタッチ決済を使い、対象外のお店ではLINE Payを使う。両方使えなかったらiDで支払う。
オンラインの場合学生ポイント対象のサブスク・携帯料金・LINE Pay払いでは三井住友カードを、それ以外もそのまま使うか還元率が高い別のカードを使う。
三井住友カード・Oliveをメインにするならこれが一番お得な使い方だと思います。
もちろんクレジットカードなので使いすぎには注意しましょう。学生だと通常10~30万円程度の枠だと思うので、枠内で収まる範囲の出費に抑えましょう。
今後VポイントはTポイントと統合し、さらにポイントサービスが強化されるので、今のうちにためておくのもアリですね。
オンラインストアの利用やLINE Payが使えないお店ではポイント還元率が低めなので、気になるならサブのカードを用意して利用するのがおすすめです。
筆者はOlive以外のクレジットカードを持っていませんが、周りではJCBカードWやJALカードNaviを使っている人が多いです。
サブカードが必要になったらまた改めて比較記事を書こうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。