iPad miniが大学生活にめちゃくちゃハマった話。
こんにちは、たぬきっつぁんです。
ここ数週間iPad miniを借りて使っていたんですが、いまの僕の生活スタイルにぴったりハマってしまいました。正直返したくない。笑
なぜiPad miniが僕の生活にハマったのか、その理由を3行でまとめると、
- PCと一緒に持ち運びやすく、サブ端末として優秀
- PCとほぼ同じことができる最小サイズの端末
- とにかく軽いから「iPadを持ち歩かない」という選択肢がなくなる
要は「iPadとPCの棲み分けがうまくいったから」ということです。ここからは今まで使っていたiPad Airと比べながら、iPad miniの魅力を解説していきます。
iPad miniのレビューというよりも、iPad miniが生活にどう関わってくるか、どう生活を変えてくれたか、という視点の記事になります。
まえおき:大学生になってからiPad Airを使う頻度が減った
2年ほど前、僕がまだ高校生だった頃、iPad Air 4でiPadデビューしてから大学受験の勉強も全てiPadで行うほど毎日使い倒していました。
無事に大学受験も成功し、いざ大学生になってみたら、思ったよりノートPCを使うことの方が多かったのです。
(余談ですが受験成功は間違いなくiPadのおかげなので、それもまた別の機会に話したい)
具体的に言えば、以下のような状況に環境が変化したのです。
- WordやExcelなどのOfficeソフトがWindowsノートの方が快適に使えた
- 大学の授業でPCでしか動かないソフトを使用するようになった
- 授業ノートの作成も手書きよりキーボードで打つ方が早い
以前紹介したNotionで時間割を組む方法でもご説明した通り、大学の授業資料やメモをNotionでまとめるようになってから、逆にiPadが使いにくくなってしまいました。
いろいろiPadを活用する方法は考えたんですが、最終的に大学でiPadを使用するシチュエーションは語学の授業だけに収束していきました。
語学の授業では、教科書にメモを直接書き込みつつ、書ききれない部分はGoodnotes(ノートアプリ)にまとめる、というスタイルで受けています。
しかし語学がある日に他の授業も重なる場合、iPadとPCを両方持っていく必要が出てきます。僕が使っているノートPCは約1.3kg、iPad Airは485g、合わせて1.8kgほどの重さになってしまいます。
大学でiPadを使う頻度が減り、PCと一緒に持ち歩くにはiPad Airは少し重いと感じていたところで、そういえば去年父親がiPad mini 6を買ったのに使っているところを全然見たことがないことを思い出しました…!
電源が入らないほど放置されていたので使いたいと言ったら、「使ってないから貸すよー」と快諾してもらったので、使ってみたらその軽さとサイズ感に惚れてしまった、、、という前座でした。
常に持ち歩きたくなる軽さとサイズ感
↑上からiPad mini、iPad Air、13インチノートPC(ROG Flow X13)
ここからが本題です。iPad miniの最大の魅力が「常に持ち歩きたくなる軽さとサイズ感」です。
iPad miniは293gなのでAirよりも180gほど軽くなります。誤差のようにも思えますが、サイズも3分の2くらいのサイズに小さくなるので、重心が変わるからか体感は結構軽く感じます。
miniを使い始めてからは、なんなら語学の授業がない日でもPCと一緒にiPadを持ち歩くようになりました。PCを使う実習の授業では、横でiPad miniに資料を表示しながらPCで作業する、という使い方もするようになりました。
大学の授業が1つしかない日などは、iPad miniだけ持っていくこともあります。Bluetoothキーボードを一緒に持ち歩けばPCと同じように授業を受けられるので案外快適です。
またiPadだけ持ち歩く機会も増えました。カフェでちょっと読書をしたり調べ物をしたりするにもこのサイズ感が本当にちょうど良い。(上の写真飲みかけですみません…)
iPad Airでも良いんですが、たまにめちゃくちゃテーブルが小さいカフェに入ってしまうと置き場所がなくなってしまうことがあったので、そういった場所ではminiの強みが発揮されます。
他のiPadでもできることですが、「手持ち」ができることもポイントです。大きなiPadを手で持って使うと重くてだんだん疲れてくるので、miniの大きさが手持ちで使えるギリギリのサイズ感だと思いました。
家の中で使うにも手持ちできるメリットが生きてきます。ついつい手に取りたくなるサイズ感なので、スマホを家で使う頻度が下がりました。
iPad miniなら、どんなシーンでも「とりあえず持ってくか」という気持ちでカバンに放り込めるところがポイントです。スマホだけだと心許ないし、PCとiPad Airを両方持っていくのは大変、という隙間にぴったりハマるiPadだと思います。
小さい画面でアプリがフルに使える
軽さと小ささがハードウェア的な魅力だとすれば、今度はソフトウェア的な魅力になります。
最近では画像編集や動画編集など、割と重たい作業までiPadでできるようになりましたが、それらのアプリのほとんどはminiでもそのまま動作します。
あたりまえといえばあたりまえですが、要はこの小さい画面(8.3インチ)でスマホ版ではなく「デスクトップ版のアプリ」が動くというところがポイントです。
Webサイトで例を挙げると、ヤフーのトップページがデスクトップ版でも全然読めるサイズ感と解像度で表示できます。
これ以上画面が小さいと見切れる部分が多くなってサイトが見にくくなるので、本当に絶妙なサイズ感なんです。
またiPad miniの画面の画素数は他のiPadとほぼ一緒なので、その分解像度が高くなり、ヤフーのような情報量が多い画面でも快適に閲覧できるようになっています。
デスクトップアプリの代表例としてMicrosoft Officeがよく挙げられますが、iPad miniでも案外快適に使うことができます。全てのiPadに共通しますが、Officeの機能はPCでしか使えないものが多いため要注意です。
例えばWordでレポートもiPadで書けないことはないですが、iPadで書くとWindowsで開いた時にフォーマットが崩れることがあるので、仕上げはPCで行なっています。
iPad Airでは画面の大きさの割にPCと全く同じように使えないという「もどかしさ」を感じるシーンがありましたが、miniならPCで仕上げる前提で割り切って使える、というところが魅力に感じました。
写真編集はPCより快適
カメラで撮った写真の現像に使うAdobe LigtroomもiPad miniで普通に使えました。LightroomはPCでもiPadでも同じようなUIなので、今まで大画面で見ていたアプリが8.3インチのiPad miniでそのまま快適に動いたのは少し感動しました。
カメラで撮った写真は3:2で記録されるんですが、iPad miniの画面比率もほぼ同じです。そのため画面いっぱいにプレビューを表示することができます。
またApple Pencilを使って写真に映り込んだホコリを除去したり、マスクを作成したりすることも簡単にできます。むしろPCより効率がいいかもしれません。
スマホでもLightroomは使えますが、画面が狭いためUIも変わってしまい、効率が下がるためあまり写真編集をやる気力が起きないんですよね。
また僕が持っているカメラはかなり重い(約1.2kg)ので、iPad miniなら一緒に持ち歩いてその場で写真編集する、ということも可能になります。これがiPad Airだと少し重いしかさばるので難しくなります。
AirとminiでLightroomの機能に差はありません。ただもちろんAirの方が画面が大きい分「見やすさ」は上です。
iPad miniはPCの「子機」として非常に優秀
僕にとってiPad miniは、PCが主役の生活スタイルの隙間にぴったりハマってくれました。家でもPCばかり触っているので、外出先やベッドの上などPCが使いにくい場面で使いやすくなりました。
たしかにiPad Airの方が画面が大きいので見やすさは上回ります。単純に画面が大きい方が手書きしやすいし、書いたノートを俯瞰で眺められるのは大きな魅力です。
ただ先ほども触れたようにiPadはPCとほぼ同じソフトが動きますが、完全にPCを置き換える存在にはなりません。だからこそPCとiPad miniを一緒に使うというスタイルがハマったのかなと思いました。
常に持ち歩くタブレットとしてはこれ以上のものはないというくらい完成度が高いタブレットなので、今iPad AirやProを使っている方も2台目のiPadとしていかがでしょうか。
ちなみにこの記事は本文作成・画像編集ともにiPad miniだけで制作しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。