GoogleのAI、Geminiの有料プラン「Gemini Advanced」が日本の大学生も無料で使えるようになりました!
今回はGemini Advancedを無料で登録する方法と、登録する際の注意点を解説します。
Gemini Advanced とは?
Gemini Advancedは、「Googleの最も高性能なAIモデルを利用できる有料プラン」です。
5月21日から日本の大学生向けに無料アップグレード特典がスタートしました。
2025年4月頃からすでにアメリカの大学生向けに提供されていた内容と同じだと思われます。
特典の内容は、通常月額2,900円の Gemini Advanced を15ヶ月間無料で使えるというもの。
登録期限は2025年6月30日まで。
以下のAI機能が使えるようになります。(Google Oneより参照)
- Gemini のより多くの機能へのアクセス(Deep Research の利用制限緩和など)
- 最大 1,500 ページのファイルをアップロードでき、情報量の多い書籍やレポートの内容を把握可能
- Google の最も高性能な AI モデルを利用(Gemini 2.5 Pro)
- Veo 2 で高品質の動画を作成
- NotebookLM Pro
- Gemini in Gmail、Gemini in Google ドキュメント、Gemini in Google スライド など
- Google フォト、Google ドライブ、Gmail 共通で利用できる 2 TB のストレージ
Gemini Advanced が無料になる条件
今回の Gemini Advanced 無料特典を受け取るには、以下の条件を満たす必要があります。
- 個人のGoogleアカウントと、有効な「ac.jp」メールアドレスを持っていること
- 18歳以上であること
- アメリカ合衆国、イギリス、ブラジル、日本、またはインドネシア、いずれの国在住の学生であること
- Googleアカウントに支払い情報を登録できること(クレジットカード、デビットカード、キャリア決済、PayPayなど)
PayPayやキャリア決済で支払いたい方は、PCからだとできない可能性があるのでスマホから登録しましょう。
登録に必要な4つのステップ
1. Googleの特設サイトにアクセスする
こちらの特設サイトの「特典を入手」ボタンから登録を開始します。
2. Gemini Advanced を使うGoogleアカウントでログインする
Gemini Advancedを適用したい個人のGoogleアカウントでログインします。
大学のメールアドレスはこの後に入力するので、この時点でログインする必要はありません。
複数のアカウントを持っている方は間違えないようにしましょう。
3. 大学メアドを認証
「学生であることを確認」ボタンを押すと、学割プラン利用資格の確認という画面になります。
大学のメールアドレス(ac.jpで終わるアドレス)を入力すると、Googleから「学生用メールアドレスの確認」という件名のメールが大学のメアドに届きます。
認証コードを入力できれば完了です。
4. 支払い情報の確認
iPhoneのブラウザから登録すると、このような画面になって最終確認となります。
ここで支払い方法の登録が必須になります。
支払い方法の選択肢は、スマホからだとPayPayや携帯キャリアなども表示されていました。
15ヶ月間は無料で使えますが、期間が終了すると自動的に支払いが始まるため注意しましょう。
「定期購入」ボタンで登録完了です!
Gemini Advanced 無料特典の注意点
15ヶ月後に通常料金の課金がはじまる
Gemini Advancedの無料特典は15ヶ月間限定です。
支払い方法を登録したときに表示された日付以降も利用をつづける場合、料金が発生します。
月額2900円(2025年5月現在)なので、気づかずに毎月請求されると大変です。
忘れそうな方はカレンダーに登録しておきましょう。
すでにGoogle Oneに加入している場合、日割りで払い戻しが発生する
私の場合、Google One の100GBプランに以前から加入していたので、無料特典を受け取ったらすぐに払い戻しが発生しました。
支払いにGoogle Playコードを使ったので、Google Play残高が1000円ほど返ってきました。
払い戻しは、お客様が購入時に利用されたお支払い方法に対して行われます。
とメールに記載されていたので、クレジットカードで支払っている方はそちらに払い戻しが来るはずです。
おわりに:個人的に Gemini Advanced でアツい特典
Gemini Advancedで個人的にアツいと感じた特典がこちらです。
- Googleドライブの2TBストレージ
- GoogleスライドでGeminiがプレゼン資料を作ってくれる
- 動画生成AIのVeo2が使える
- Deep Research の利用制限が緩和される
Googleドキュメントやスプレッドシート、スライドで使えるGeminiの拡張機能が追加されるので、資料作成がすごくはかどりそうです。
今までGeminiをちゃんと使ってこなかったので、いろいろ試してみたいです。いい使い方を見つけたらブログでも共有しようと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。